この発想はなかった!メルセデス・ベンツとマリオカートのコラボレーション!

この発想はなかった!メルセデス・ベンツとマリオカートのコラボレーション!

  • June 13, 2014

メルセデスベンツとマリオカートのコラボレーション!

なんだか虚をつかれました。

専門家ではなくても、両者の顧客層が全く違うことは明らかだと思います。共通項は車ということぐらいです。

なぜ彼らはコラボレーションを決めたのでしょうか。

企業間コラボレーションについて

企業間コラボレーションはお互いの強みを活かし、顧客層を広げるのにとても有効な手段です。

先日立ち寄ったStussyにも有名な鞄メーカーのporter(吉田かばん)とのコラボ商品が置いてありました。日本では10年くらい前からぽつぽつと出始め、今では当たり前のようにコラボ企画が世の中に発信されています。

なぜコラボするのか

なぜ企業はコラボをするのでしょうか?そこにどんな旨みがあるのでしょうか?

話題性

ひとつは話題性です。素人でも『あの企業とあの企業が手を組んだ!』という分かりやすい見出しが思い浮かびます。時代の流れが速い現代ではトレンドなんてあっという間に過ぎ去ってしまい、今年はやった商品は来年は時代遅れ なんてざらです。

その昔、裏原宿という言葉が流行ったのをご存知でしょうか?当時明治通りと遊歩道、表参道で囲んだ三角地帯に多くの”裏原”ブランドが存在し、我が世を謳歌していましたが、今ではなりを潜めています。裏原世代の私からすると、当時はまさかこんな時代がくるとは思いもしませんでした。

裏原ファッションの代表格ともいうべきはA BASING APEです。商品入荷日には開店待ちの若者が列をなし、買った商品にはすぐさまプレミアがつけられて他のショップで売られていました。今思い返せばよくもまあTシャツ一枚に1万円も払ってたな・・という感じですが、当時はある種の熱狂状態ですから、別段不思議にも感じませんでした。

ちなみにAPEではないですが、私のもっていたある裏原ブランドのTシャツは古着屋で1万円で買ったものに、あるお店で3万円の値段がついているのを見ました。とっとと売ればよかったのですが、所有欲というやつが邪魔をして、いまでは実家の押入れに眠っています。

話がそれましたが、そんなAPEもその数年後には様々企業とコラボをしています。スヌーピーとのコラボなんかもあるみたいですね。
「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」がスヌーピーとコラボ

確かに、裏原全盛のころを知っている私からすると「えっ!?」って言う人がAPEの服を着ていたりします。ここアメリカでもそうです。

こういった施策の理由はひとえに話題性に尽きます。シャネルやエルメスのようなハイブランドと違い、いつかはその名声も落ちてくることを予想した(もしくは兆しがみえた)APE関係者が次の一手を打ったわけです。裾野が広がれば、パワーバイヤーの層の落とすお金が少なくなっても、それを補うことができます

その他の裏原ブランドと比較し、APEの服はまだ散見されるあたり、技ありの一手だったといえます。

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宣伝費の削減

もう1つは宣伝費の削減です。企業がコラボ商品を出すと、少なからずメディアが書き立てます。好意的なものの批判的なものも含め、おおよそ単一の会社が商品を出しただけでは起こりえない記事が世の中に発信されていきます。一般的な広告とは違い、これらの殆どは無償でかかれたものです。つまり広告宣伝費ゼロ。ここが狙いです。

今回紹介したベンツ×マリオカートのように、意外性があればあるほどその効果は高いでしょう。

企業間コラボが珍しくなくなった現在では、如何に虚を突くか(そして私も虚をつかれて、まんまと宣伝活動をしているわけですが・・・)が肝となります。

サバイバル

先の二つにも関連しますが、ビジネスの世界はほっておけば淘汰されていくいわばサバイバルゲームです。生き残りをかけて、コラボするケースもあります。そしてそれは商品やブランドに限りません。サービスにも当てはまります

例えばコンビニを例にしましょう。セブンイレブンを初め、ファミリーマート、ローソンなど現在のコンビニ業界は群雄割拠の状態です。抜きん出るにはユニークなサービスが必要です。そこで考えたのが例えば先日ニュースになったカラオケとのコラボレーション。
コンビニとカラオケボックスが一体化! 持ち込みが捗るぞ

差別化にあえぐコンビニと一時期の勢いがなくなったカラオケのコラボです。単品では難しい勝負がコラボすることによって相乗効果が生まれます。このカラオケは持ち込み可なので、安くカラオケに行きたい客をがっちり掴むでしょう。多少遠くても足を伸ばしてわざわざこの店にやってくる人も少なくないと思います。これが狙いです。

少なくともインターネットでニュースとして扱ってもらえたし、近隣のカラオケボックス、コンビニから頭1つ抜けた存在になれたことは間違いありません。

おもしろい企業間コラボ

豆腐 × ガンダム
ガーナ × かっぱえびせん
キャラメル × 蔵寿司
ガリガリ君 × 消臭元

おわりに

冒頭で紹介したベンツ × マリオカートのコラボレーション、記事によると次のマリオカートではベンツが選べるようになるようです。それはきっと子供の意識の中に刷り込まれていくでしょう。そして彼らが車を買える歳になったころ、ふとこのことを思い出すかもしれません。

車を買い替えようとしているお父さんはどうでしょう?愛する子供たちに喜んでもらいたくて、ベンツを買うかもしれません。

何れにしても話題性の向こう側にはそういった緻密な計算があることは間違いありません。

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