The Dark Side of the iPhone 5S Lines
9月20日に発売されたアップルiPhone5sの発売を待つ列でインタビューしています。
『なぜ並んでまでiPhone5sがほしいのですか?』
大半の人は明確な答えを持っていませんでした。
- - なんとなく
- - 周りが騒いでるから
- - ずっとiPhoneを使っているから
かつてiPhoneが世の中に登場したときは、デザイン・機能で他にはない全く新しいものとしての価値がありました。それを手に入れるために長時間並ぶ理由もわかりました。しかし今回はさして大きな変革はなかったにもかかわらず、人々はやっぱり並びます。完全なブランディングです。iPhoneで育ってしまった人は、ほかのスマートフォンにはいかないでしょうね。おそらくそういう人は家にiPad,Macがあるでしょうから。
僕は2台の携帯電話を持ち歩いています。個人の携帯はGalaxy(android)で会社の携帯はiPhoneです。正直iPhoneのほうが使いやすいです。ネイティブコードなので、処理がサクサクなのが一番の理由ですね。androidはやっぱりハードとの互換性を担保しなければいけないため、どうしても処理がもっさりです。そして、強制終了することも間々あります。
じゃあなんでGalaxyを使っているの? と言われそうですが、これもまたブランディングです。『Galaxyに』ではなくて、『androidに』です。1エンジニアとしてandroid=オープンソースが好きだからです。エンジニアはオープンソースという言葉が大好きです。特にWeb周りのエンジニアの大半はそうなんではないかと思います。
とはいえ、やっぱり新製品は気になるのでiPhone5s(iOS7)で変わったことを調べてみました。指紋認証が目玉としてとりだたされていますが、やっぱりフラットデザインへの採用がインパクト大きいですね。僕もクライアントの依頼で何回かレスポンシブデザイン、フラットデザイン化をしましたが、正直、デザインのよさがわかりません。タブレットやモバイルでタッチすることを前提にしたデザインなので、表面積を大きく、シャドウなどはなく、のぺっとしたのがいわゆるフラットデザイン。これぞ次世代のスタンダードだーー!といって誰も彼もフラットデザインに移行をし始めてますが、どうなんでしょう。Windows8やiOS7といった有名どころがフラットデザインを採用し始めているということは、この波に逆らうことはできないのでしょうが、今までこつこつと積み上げてきた、現在の見た目がリッチな今までのアイコンは古臭くなるのは、ちと寂しいです。。 ま、僕のように、デザインができないエンジニアにとっては、CSSでなんとかなってしまうフラットデザインは楽といえば楽なのですが。
ちなみにiPhone5とiPhone5sの比較はこちらでわかりやすく説明しています。
http://gigazine.net/news/20130920-iphone-5s-ios7-review/