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アブリル・ラビーン ロックンロール Avril Lavigne - Rock N Roll

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アブリル・ラビーンが突如日本のCMに現れたのは僕が19歳のころだったと思います。それまで僕のイメージする白人女性は皆、背が高かったのですが、彼女の登場によって覆されたのを覚えています。 日本人のように小さくて華奢で、でも顔は思いっきり西洋で。ライブではその小さな体で爆発的なエネルギーを発し、HIPHOP,R&B全盛の2000年代の若者の音楽シーンで異彩を放っていました。今回の曲のタイトル Rock N Rollはそんな彼女の生き様そのものなんでしょう。

彼女が生まれたのアメリカNYをまっすぐ北上したカナダのBelleville, Ontarioというところです。

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Avrilとはフランス語でApril、つまり4月という意味です。誕生日は9月27日なのでちょっと?ですが。

そして彼女はまだ28歳! デビューが17歳とかそのくらいだったから、かなり昔からいる気がしてましたが、まだ28歳だったんですね。

先日LAのラジオ局102.7のイベントWantgoTangoを見に行った際、アブリルの姿がそこにありました。少しだけ大人になった彼女ですが、まだまだパワフルなライブは健在で、僕にとっては以前と変わらないロックシンガー、アブリル・ラビーンでした。そして初めてアブリルを生で観れたこと、プロフィッショナルなライブを見れたことに十分満足だったのですが、ひとつだけ、時代の移り変わりを感じた出来事がありました。

今回のWangoTangoは現在Billboardを賑わせているアーティストが一同に会して纏めてライブしちゃおうぜ っていうフジロックみたいなイベントです。今年も、それはそれは豪華なメンバーでした。オープンMCはブリトニー・スピアーズですしね。それで一人目がブルーノ・マーズ。ここ数年で一気にスターダムにのし上がった、いまやアメリカを代表するシンガーです。イベント初めから会場のボルテージは最高潮。観客席には一応ひとりひとり椅子が用意されていたのですが、座っている人なんて一人もいなかったんじゃないでしょうか。盛り上がるMarry Youも良いですが、個人的にはしっとりのWhen I Was Your Man (T 2 Tracks)がなんかぐっときますね。歳ですかね。

そんな圧巻のステージが終わり次の次くらいにアブリル。さっきまであんなに熱狂していた人たちがどんどんトイレ休憩に行ってしまう。ライブが始まっても戻ってこない。大半の人は座って鑑賞している。これが時代の流れなんでしょうね。10年前ならアブリルがブルーノの場所にいたはずです。なんだかとてもさびしい気持ちになりました。

10年後にはブルーノがアブリルになり、また新しいシンガーがブルーノになる。時間はゆっくりと、だけど着実に流れているようです。
http://www.youtube.com/watch?v=j7kCUpygM_0

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