ダイエットの仕方をレクチャーしているのですが、表現方法が面白いです。この業界って既にいろんな商品があって、もう飽和状態何じゃないかと思います。(いや、僕が知らないだけで、そんなことはないのかな?)
こういう状況でどうやってそのコンテンツをみせるかって本当に難しいと思います。うんざりするほどダイエット系の広告だったり、How To だったり目にするので、パッと見て逃げてしまう人がほとんどではないでしょうか?
そこにきてこの動画、見てりるだけで面白い。本当に書いているのか、機械的にそれっぽく見せているのかはわかりませんが、ただただ見入ってしまいました。
こういう手法ってあんまり日本で見たことない気がします。
UCLAでマーケティングのエクステンションを受講していたときに、広告についての授業が多数あったのですが、言葉のチョイスや作り方が結構日本と違うことに気づきました。
保険なら保険、車なら車の宣伝の正攻法みたいなのがあって、若干の違いはあれど、基本その路線を踏襲している感じです。言葉で表現すると難しいのですが、観ればわかります。
例えば日本のソフトバンクのCM(ホワイト家族のやつです)。日本では賞をとったりとすごい反響でした。あの類のCMをアメリカでみるかというと、まず見ることはありません。直感的ではないからですかね。
ちなみにアメリカではアメフトのスーパーボールでコマーシャルを流すことが一種のステータスで当然費用も膨大です。毎年そのスポットで流れたCMでランキングがつけられ、AWARDみたいなこともやります。
2013はバドワイザーのこれでした。
http://www.ispot.tv/ad/7dGu/budweiser-2013-super-bowl-brotherhood-song-by-fleetwood-mac
ランキングはこちらでみれます。
http://www.ispot.tv/events/2013-super-bowl-commercials
超アメリカっぽいですよね。馬がいてストーリーがあって、アメリカ人が感じるノスタルジーがふんだんにちりばめられている感じがします。
これの日本的なものが”やずや”のCMでしょうか。田舎があってストーリーがあって、少なくとも私は懐かしさを感じました。
こういう文化的な背景を駆使しないと見てくれるCMにはならないんでしょうね。