最近世間をにぎわせている3Dプリンタですが、2014年あたりはそろそろ3Dプリンタ元年になるのではないでしょうか。こういうのは火がつくと早いですからね。
問題は値段。これはわりと新しい機種らしいですが、安くなったとはいってもまだ16万円。。うぬぅ。。投資と考えて買うべきか。迷う。。
若干関係ないですが、ヤマダ電機の3Dプリンタの商品説明ページ(ランディングページ)が素敵だと思いました。ユニクロとかでも採用しているこの縦スクロールの紙広告みたいなレイアウトって読み易いし、ページ遷移する必要ないし好きです。 トピズレ失礼しました。
http://www.yamada-denki.jp/service/3dprinter/
それでは早速いきましょう。
Contents
1. 車のレプリカ
3Dプリンタはプラスチックや金属板を組み合わせて使うことができるため、このような曲線をもったものも作成可能です。
2. 銃
これは賛否両論あると思いますが、こういうものも当然作れてしまいます。既に法律で禁止している都市もでてきています。
http://www.phillymag.com/news/2013/11/21/philly-becomes-first-city-ban-3-d-gun-printing/
3. アコースティックギター
購入した電子データをカスタマイズする知識のある人なら完全にオリジナルのギターが作れます。すばらしい。
4. カメラレンズ
これ、実際のレンズのところまでつくることができるらしいです。でもレンズって素材がそもそも高いから、リスク背負って自分で加工するくらいならプロにやってもらったほうが、、、というチキンな考えは捨てなきゃいけませんね。。はい。
こちらに3Dプリンタで作ったレンズで撮影された写真が掲載されています。
http://suzuki11.tumblr.com/
なるほどね。キレイにとることを目的とするのではなくて、ちょっとしたノイズやゆがみを楽しむためのものってことですね。これならわかる!
5. 尺八
これはステンレスで作られているそうです。本物の尺八は中をくりぬいて作るんだと思いますが、3Dプリンタの場合はどうやって中の空洞を作るんでしょうか。半分で割ったものをくっつける感じですかね? ちなみにこれは$239で売っているそうですよ。http://www.shapeways.com/model/351848/shakuhachi-9-4-inches.html
6. はた織り機>
この手のものはいくらでもアイデア出てきそうですね。編み物の道具だって、車の工具だってできちゃいます。
7. 子供が書いた絵を3Dにする
これはいい!今までのとはちょっと発想が違います。お子さんがいる家庭なら3Dプリンタを買う理由になるかもしれませんね。
8. 自分の臓器を3Dに
MRIとかCTスキャンとかでとったデータを使えば当然これもできちゃいますね。これはほしい。
9. 医療現場で使う臓器モデル
8と同じですが、医療の現場でもこれは使えます。かなり本番と近い環境で手術の練習をすることができると思うので、医療技術も発達するでしょう。
10. 電飾シューズ
電飾にする理由はなぞですが、シューズメーカーの宣伝用に作成されたものらしいです。これ Made in japan ですね。
製作動画はこちらMaking of Electric Light Shoe
11. iPhone 5 ケース、カードホルダー
3Dプリンタが普及しはじめたら、一番最初に市場ができそうなのはこれでしょうね。スマートフォンカバーは材質もいろいろ選べるし、サイズも小さいので家庭用3Dプリンタでも十分対応できそうです。
12. 収納グッズ
急に地味になってしまいました。収納グッズだなんて、ダサめのタイトルつけてしまいましたが、上の写真のようなクールなツールです。
13. iPadスタンド
実はこれが一番欲しいかも。我が家はキッチンでご飯を食べながらiPadで動画を見ることが多いので、ずっとこのスタンドを買おうと思っていました。オリジナルデザインでできるなら、めちゃくちゃいいじゃないですか!
14. 電灯
部屋につるす電灯?ってわりとこだわる人多いですよね。僕は全くなのですが、同居人がこだわるこだわる。。 っていう私情はほっといて、オリジナルが作れるならそれに越したことないですね。
15. 複雑なデザインの壁掛け時計
これは万華鏡デザインですね。時計自体はシンプルなものなので、これも入門編として人気がでそうですね。
16. アート作品
どストレートですが、アート作品としての利用ももちろん考えられます。人間の手では実現できなかった世界が広がるかもしれません。
17. コーヒーカップ
ガラスが使えるのであれば、こういうのもありですね。
18. ハイヒール
これがはじまると、いよいよ世界が変わるでしょうね。街からアパレルショップが消えるかもしれません。
19. 生地もの
え、コレどうやってプリンタでつくるんだろ?実際に編むのではなく、編んでるっぽく作るということですかね。
20. 水着
19と同じ技術ですね。女性のビキニは3Dのデザインが入っているものがよくあるので、活用範囲はあるかもしれません。男ものはほとんど書いてある柄だと思うので、3Dプリンタである必要はないですね。
今回紹介したものは全て、既に製作されたもの、つまり3Dプリンタで実現可能なものです。もっともっと活用範囲はあると思いますので、2014年の今頃は、今回紹介したものなんて鼻で笑ってしまうくらい、さらに進んだ作品ができてくるでしょう。楽しみです。