2004年に公開された『スーパーサイズミー』をご存知でしょうか?
当時マクドナルドは”スーパーサイズ”という特大サイズのコンボを用意しており、それを食べ続けたら人間はどうなるかという実験ドキュメンタリーを行ったのがこの『スーパーサイズミー』です。出演するのはモ映画監督であり脚本家でもあるモーガン・スパーロック。
自らが被験体となりスーパーサイズを食べ続けた彼は日に日に憔悴してき、最終的にはドクターストップで幕を閉じるといった内容だったと思います。
あれから10年、またもやこのばかげた実験を行った男がいます。
彼の名はJohn Cisna。科学の教師だそうです。
下の写真をご覧ください。右と左どちらがビフォアでどちらがアフターだと思いますか?
普通に考えたら右でしょうが、答えは左です。
90日間マクドナルドを食べ続けた結果、体重は37ポンド(約16キロ)減ったそうです。
彼曰く、『マクドナルドを食べたら太るのではなく、その他の様々な要因で結果、太ったにすぎない。すべては自身の選択の結果』と言い切ります。
まあこの実験では1日2000キロカロリーまで食事制限をしていますし、
この90日間はトレーニングもしていたかもしれません。
なので、スーパーサイズミーの結果と単純に比較することはできませんが、彼が言いたいのはこういうことでしょう。
『マクドナルドのせいで太ったから訴えるとかふざけたことぬかしてんじゃねえ。何もしないで好き勝手食べた結果太ったんだろうが』
こういった輩へのメッセージです。
「ハンバーガーで体重180kg」米で8人がマクドナルドを提訴
まったくもっておっしゃるとおり。
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所感
世界一の肥満大国アメリカ。道を歩いていると日本ではまず見ない巨漢がたくさん歩いています。
収入と肥満は反比例するといわれますが、体感的にはそのとおりだと思います。
低所得者に肥満体型が多く、高所得者層の肥満はあまり見ないという意味です
この原因は、低所得者層が比較的安価なファーストフードを常食としがちなためといわれていますが、今回の実験で言われているとおり、要は節制できるかなんです。
そんなこと言われなくてもわかりそうなものですが。。
国が変われば常識も変わる。日本もこうならないようにくれぐれも食べすぎには注意しましょう。
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