アメリカはヒューストン、で先日起きた事件です。
ある男性が駐車場に車を止めていると、ホームレスが小銭をくれと近寄ってきました。
彼は手元に会った75セントを渡し、何事もなく、その場を立ち去りました。
しばらく車を走らせるとパトカーが寄ってきて、車から降りるように諭されます。
そして一言、
「お前がさっき駐車場でしたことを一部始終みていた。ドラッグを買っただろう?」
と言われ、手錠をかけられます。
気づくとパトカー10台ほどに囲まれており、
麻薬犬まで連れた警察は傷やへこみができるほど乱暴に車の中を捜索し、1時間ほど調査したあと、
「間違いだった」
と笑いながら去っていったということです。
納得がいかないのは言われもない罪で車まで傷つけられた彼です。早速”police Internal Affairs Department”に不服の申し立てをしたそうです。
そして、毎度のことながら、警察はこの件に関して一切のコメントを拒否しているとのことです。
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アメリカの警察について思うこと
彼の言い分を聞かず、乱暴に扱った挙げく、笑ってすまそうとしている警察の態度は許せるものではありません。
確かに、銃の所持が許可されているアメリカでは、被疑者を悠長に扱うことは自身の身を危険をまねくことになるため、毅然とした対応や乱暴でも一番確実な方法で身柄を確保する必要があるのかもしれません。
しかし、せめて、間違いだったら、謝罪と、破損させたものへの保障はすべきだと思います。できないわけはないはずです。
警察ってどこの国でも嫌われるのはこういうところをしっかりやらないからじゃないでしょうか?
日々のパトロールにしても、交通法規を無視して縦横無尽に走り回り、ところかまわず駐車します。道路をブロックしてようがお構いなしです。
文句をいったら、恐らく「犯罪者を野放しにしないため」「治安を守るため」というので反論が難しい。大義は合っているが、方法が違う。
自分たちだけ治外法権をつくったら、そりゃあ反感を買いますよ。
もちろん全ての警察が同じとは言いませんが。
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こういう風に、アメリカの警察はひどいなぁ と思う反面、
アメリカだからこのくらいで済んでいるだろうな とも思います。
どこかの国なら、お目当てののものが車内になかったら自分たちででっちあげます。そんなことされたらもう言い逃れできません。言い逃れする隙をあたえられず、ジェイル行きで、職を失い、人生を大きく踏み外します。 たまらんです。
予防しても防ぎきれないものって世の中にはたくさんあって、それが普通に日常に転がっていることを再認識させられました。
元ニュース
Man gives change to homeless person, is handcuffed and held by police for an hour