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ウェブマーケティングって一体なにをしたらいいの?具体的な施策はこの8つに集約される!

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「弊社もウェブを使ってオンラインでの売り上げを上げたいと思っているんです」

ウェブ製作やオンラインマーケティングに携わる人ならこんなざっくりとした相談をされたことがあるんじゃないでしょうか?

そして、企業の経営者やマーケティング担当者はこのような相談された経験がある方も少なくないと思います。

普段からWebを使ったマーケティングを生業にしている方は『ウェブマーケティング』が何か?は感覚的に分かっていると思いますが、当たり前になりすぎていて、説明用にはまとまっていないという人もいるかと思います。

今回は自分の頭の整理もかねて具体的な施策をまとめてみましたので是非ご活用ください。

Photo: https://www.flickr.com/photos/revenuetimes/

ウェブマーケティングとはなにか?

「ウェブマーケティングをやりましょう!」というのは「太平洋で釣りをしましょう!」くらい曖昧な言葉です。どの季節に、どこの海で、何を釣るかを決めなければオプションが膨大すぎて何も決まりません。

「ウェブ」で「マーケティング」をする取った場合も同様です。まざまなプロバイダーがいて、プロバイダーの数だけサービス・施策があります。

季節による趣向の変動もあるし、もちろんトレンドもあります。

これらの要因や手法を組み合わせて、うまくアクセスして欲しい人を釣り上げるのがウェブマーケティングの本来の目的となります。

8つの具体的施策

一つ一つのサービスや施策を検討していくと星の数ほどありますが、突き詰めていけば本質的にはそんなに種類は多くありません。恐らくこれから挙げる8つに集約されると思います。

1. SEO

ウェブマーケティングと聞いて、まずこれを思いつく方は多いと思います。SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、Google,Yahoo,Bingといった検索ポータルサイトで検索をした時に結果ページで上位に表示させるための施策です。

なぜ上位に表示させる必要があるのかというと、クリックされる確率が上がるからです。これをCTR(Click through rate)といいます。

順位によってどのくらい差があるかというと、1位と7位で約10倍の違いがあります。

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カーブにするとこのくらい急激な傾斜になります。1ページに表示される件数は10件なので11件目以降は2ページ目になります。10位と11位の間にギャップがみえますよね?それはこのページの違いを示唆しています。
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何ページ目に表示されるかでどのくらいCTRがかわってくるかというと、およそ90%のクリックは1ページ目で生まれ、2ページ目以降で残り10%を食い合うというような結果になっています。
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これらの結果からも、アクセス数を伸ばすためには検索上位に表示されることがいかに重要かは一目瞭然かと思います。

この当たり過去記事でも書いていますのでご一読いただければと思います。
『自分でSEOする人が気をつけなければいけない5つのこと』
『「こうやれば検索上位に来る!」の罠。 SEOに関する12個の都市伝説』

※あくまで「アクセス数の伸ばすために」というところにご注意ください。アクセス数がなくても売り上げを上げることはできます。

2. リスティング広告

リスティング広告とは検索エンジンの結果ページで表示される広告のことです。

Googleで検索をしたときにトップとサイドに文字の広告が表示されます。下の例でいうと赤枠の中がリスティング広告です。
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Google Adwardsに代表されるこのリスティング広告は、ユーザーがどのキーワードで検索したら広告を表示するという内容をGoogleと契約します。

課金の単位はクリック毎(PPC)か表示毎(CPM)を選択することができます。

当然同じキーワードで表示させたいという競合他社がでてきますので、その場合はオークションのようにビッディング形式になり、より高い価格を提示した人がリスティング広告枠の中で上位に表示されることになります。

ちなみに競合が多く高価なキーワードの例としては「保険」や「ローン」などがあります。

Google Adwordsは地域的な違いもみているので、同じキーワードで検索しても場所によって表示される広告は変わります。

なので私のいるロサンゼルスで「保険」を検索してもなにも広告がでてきません。広告主からしたら、アメリカに住む人はターゲット顧客ではないので当たり前ですね。

3. アフィリエイト広告

法人だけでなく、個人のホームページやブログ上に広告を載せるサービスです。

アマゾン アフィリエイトやA8 netなどのアフィリエイトプロバイダーを利用したものがアフィリエイト広告と呼ばれます。
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これは訪問者がバナーをクリックして広告主のサイトへジャンプし、さらにそこで購入(成約)までしたときに報酬が支払われるという仕組みです。

広告対象の商品は実に多岐にわたり、プロのアフィリエイターという人が存在するくらい一大市場となっています。

多い人は月に数百万から数千万円を稼ぐといいますから、その潜在能力は果てしないです。

テレビでよく見る与沢翼氏もこのアフィリエイトで成り上がった人ですね。

私事ですが先日この本を買ってみました。
秒速で1億円稼ぐ条件

アフィリエイトの具体的な施策で3つほどいいことを言っていました。

トピずれするのでこの辺は別の機会に話します。

Ads by Google

4. ウェブメディアへの広告出稿

これはヤフートップページののディスプレイ広告など、特定のメディアの特定のページに広告を出稿することを指します。
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場所や手法が限定されるリスティング広告やアフィリエイト広告にくらべて自由度の高い広告です。個人だとなかなか関わる機会がありませんが、この自由度の高さと信頼できるメディアで広告することができるため、多くの企業が利用しています。

5. アドネットワーク

アドネットワークとは様々な広告主の広告をまとめたネットワークのことです。
例えばGoogle Adsenseの広告を張ると、記事の内容や地域、個人の属性を元に適切な広告を表示します。つまり人によって表示される広告は異なります。
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この表示される広告のが集まったものがアドネットワークです。アドネットワークに加入している広告主の広告と今サイトを閲覧している人の属性が合致した場合、広告が表示されます。

国内には多数のアドネットワークがあります。こちらでまとめてありましたのでご参照ください。
アドネットワーク/DSP一覧・まとめ

6. ソーシャルメディアマーケティング

FacebookやYoutube,Twitterなどソーシャルメディアと呼ばれる媒体を介した広告のことをいいます。

いろんな媒体で煽っているのも手伝って、「まずはソーシャルメディアを使ったマーケティングを、、、」という方が非常に多いです。正しく使えば効果は絶大ですが、殆どのケースで目的を果たすまでには至っていない場合が多いです。

ソーシャルメディアマーケティングを語る上で欠かせないのがバズです。いかに口コミをしてもらうか。いかに一人ひとりに広告塔になってもらうか。そこに命をかけます。

面白いものや感動するもの、勉強になるもの、問題提起をするものなど、さまざまなコンテンツがバズを生む可能性がありますが、バズは強制して発生するものではなく、人がシェアしたい!と思ったときにはじめて拡散がはじまります。

お金をつめば宣伝できる類のものではないため、最近では企業も個人も知恵を絞って、広告と思われない広告を作成しています。

バズ創出に近道なし!

と言いたいところですが、支援する仕組みはたくさんあります。一番分かりやすいところではFacebookが提供するプロモーテッドポストというものがあります。

これはファンページ内での投稿をお金を払うことで通常より遠くまで届かせる方法です。

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一般的にファンページで投稿するとLikeを押してくれた"ファン"全員のウォールに書き込まれると思われがちですが、実際は16%程度しかリーチしません。

プロモーテッドポストを使うとそのパーセンテージを上げるとともに、ファンの友達にまでリーチすることができます。

こういった仕組みを使うことで通常よりも早い時間でバズを発生させることができます。

Facebookの広告についてもっと知りたい方はこちらをどうぞ。ちょっとお値段も高いですがお勧めです。ふんわりではなく具体的な手法を解説してくれます。

7. サイトの最適化

サイト内を最適化することで訪問者を迷わせることなく、読ませたいコンテンツへ正しく誘導することができます。

ショッピングサイトで言えば、ランディングしてから3クリックで"購入"ボタンまでたどり着けなければいけないといわれています。

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この施策はサイト内の滞在時間を伸ばし、成約率を挙げることを目的としているため、アクセス数を伸ばすSEOのような派手さはありませんが、確実に売り上げが上がります

ここ重要です。

ウェブサイトを改善する目的を絶対に見失わないこと。アクセス数が欲しいのか、売り上げを上げたいのか。しっかり頭に刻んでおきましょう。

8. CRMの活用

ショッピングサイトなどユーザー情報を取得するサイトではそれらの情報を有効に活用することで無駄なくマーケティングをすることができます。

性別や年齢、住んでいる地域、趣味、インターネットでの購入頻度などネットで買い物をするときに落としていくこれらの情報をもとに高度にカスタマイズしたプロモーションをかけることができます。

例えばニュースレターはどうでしょう。

男性に女性用の靴のニュースレターを届けて意味があるでしょうか?

ロック好きの若者にクラシック特集のニュースレターを届けてどのくらいの開封率が見込めるでしょうか?

趣向を凝らしたiPhoneカバーやGunosyのようなキュレーションサービスもそうですが、人々は自分用にカスタマイズされたもの、情報を欲しています
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CRMソフトを使ってしっかり顧客管理をすることで、必要な人へ必要な情報をとどけることが可能になります。

CRMというと有料のソフトを想像しがちですが、無料で使えるものもあります。有名どころだとSugar CRMですね。40カ国以上の言語に対応しており、もちろん日本語も対応しています。

Photo:http://mercinewyork.com/

まとめ

スーパーダイジェストでお送りしたため、言葉が足りないところもあるかと思います。細かく書いていくと一冊の本になってしまうので、ブログ用ということでご勘弁ください。

しかし今回挙げたもので殆どのオンラインマーケティングをカバーできると思いますので、次に「ウェブマーケティングをやりたいんだけど、、、」と言われたらこの中から使えそうなものを掘り下げていけば、きっと時間の節約になると思います。

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