1. オンライン学習
学習系はいわゆるリーンフォワードなコンテンツなので開封率やニュースレター内のリンククリック率も高くなります。
2. 社長または経営陣からのメッセージ
社長もしくはエグゼクティブがメディアで露出している場合に有効な手段です。まだ露出していなくても、ニュースレター発でファンを獲得していくパターンもあります。社長を含むエグゼクティブのメッセージは会社そのものを表すものなので購読価値がぐっとあがります。
3. 成功例、ケーススタディ
企業として活動している以上、必ずお客様が存在します。そのお客様は他のお客様の意見も気になります。そんな時にその会社が今までどんな影響を及ぼしてきたか、どんないいことがあったかのレビューをお客様目線で届けます。できればリスクを回避したいのが消費者心理なので、これも十分購読価値を高めることが出来ます。
4. 著名人からのレコメンド
セレブリティの意見は消費行動を大きく左右します。ただ有名というのではなく、その分野で有名な方のインタビューや紹介文を載せるだけで、よりターゲットに近い人達に伝えたいメッセージを伝えることができます。
5. 社員紹介
会社は社員ひとりひとりの集合体です。会社をアピールするならば社員ひとりひとりにクローズアップして紹介(例えば、何を担当してて、苦労していること、楽しいことなど)するだけで、会社への親近感を持ってもらえます。
6. 産業ニュース
インターネットならインターネット産業、アパレルならアパレル産業全体を対象に話題となっているニュース、そのニュースに対する見解をニュースレターでお届けします。購読者はあなたの会社に興味がある=その産業にも少なからず興味があるので、効果的なコンテンツの1つになります。
7. 企業ニュース
一番ポピュラーなコンテンツかもしれません。展示会に出品したり、新店舗オープンだったり、とにかく会社で起きたことで世の中にお知らせしたいもの全てが対象となります。
8. 商品・サービスにまつわるストーリー
例えばサッカーボールの記事を作っている企業がワールドカップに先駆けて歴代の公式ボールの変遷をニュースレターで送ったらどうでしょうか?私なら読んでしまいます。
9. プロの編集者に依頼
プロの編集者による自身の企業を分析した記事を載せる。第三者の意見なので、客観的評価を求める購読者に有効な手段です。
10. 生活サプリ的な記事
扱っている商品・サービスにまつわることで、知っているとちょっと得する情報やトリビア情報を定期的に配信する。もともと興味のある分野なので開封率は高くなります。
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11. 他の媒体を焼き増し
紙媒体はマスメディアで使ったコンテンツをそのまま流用する。繰り返し目にすることでユーザーの頭に会社名・商品名を刷り込ませることができます。
12. ブログ紹介
既にブログを運営している方におすすめです。ブログを書いたら見出しの数行をニュースレターで配信し、つづきはサイトで読ませる。Webサイトへのアクセス数増加にも寄与します。
13. クーポンやセールのお知らせ
Ecommerce系ニュースレターの60%くらいはこれにあたると思います。価格に敏感な人にはたいへん効果のある方法です。コツは有効期限を長くしすぎないこと。3~5日くらいがお勧めです。
14. Q&A
企業活動をしていれば当然問い合わせやクレームなんかもあります。それを知的財産として活用しましょうという試みです。おなじ悩みを持った人も必ずいると思いますので、Webサイトに張るだけのQAよりもよっぽど有効です。またこういった事例を頻繁に更新している会社は信用度が上がります。
15. コラム
身近で起きたちょっとしたことを記載します。書き手の顔がみえると通読率が上がるといいます。新聞の社説じゃないですが、他のコンテンツプラスアルファで使うと効果的です。偶然かわかりませんが、私の購読しているニュースレターには殆どこれがついていますね。
16. アンケート
ニュースレターを使って市場調査をしてしまおうといものです。単純に「アンケートにおお答えください」だと誰も協力してくれないので、Facebookのキャンペーンと連動させて抽選で3名様にiPhone6をプレゼント!とかかなり効果ありそうです。
17. 統計情報
興味ある人には興味ある情報ですね。例えばLineがうなぎのぼりなころ、ただいまの会員数は○○○人、アジアで○人、北米で○人、年齢層は、、 など毎日送られてきてもチェックしたくなっちゃいます。
18. インタビュー
会社・産業の著名人にインタビューを行い、それをニュースレターでお届けします。恐らく1回では送りきらないので、複数回に分けて配信します。
19. 商品レビュー
プロダクトを持つ会社ならば、商品評価や活用法もニュースレターの素材になります。社員が行ってもよいですが、お客様や外部の方に依頼するとより信憑性が増して購読者を楽しませることができるでしょう。
20. 新商品・サービスの紹介
会社紹介と少し似ていますが、会社全体というよりも商品やサービスに特化した告知を行います。新商品を消費者が知る機会って思っているよりも少ないので、告知ができるところは全て利用するべきです。
21. イベントカレンダー
セミナーや勉強会を定期的に行っている方、展示会に出品している方には有効な手段です。そして折角載せるのであれば、ソーシャルメディアとの連係も考えて、ワンタッチでユーザーの予定表に入れられるようにするのが良いです。
22. 研究紹介
なかなか多くの人はできないかもしれない、かなり高尚なニュースレターです。特定の分野で研究をしていて、公に出来る情報がある方、もしくは企業の方は、細かく切り出してお届けすると、ターゲットカスタマーにはよだれモノのニュースレターになります。
23. コンテスト告知
写真コンテストや一言コンテストなどオンライン・オフラインで行うコンテストの告知をします。現代はソーシャルメディアを使っていかに人を巻き込むかが成功の鍵となります。
24. 写真
非常にシンプルです。商品やサービスにまつわる写真でもいいですし、全然関係ないものでもよいかもしれません。文字ばかりのニュースレターは読んでいて疲れます。そういえば、日本のニュースレターはテキスト形式が殆どですが、アメリカのニュースレターは殆どHTLM形式ですね。 「HTMl形式は読めない人がいるから必ずテキスト形式で」という昔の風習も今なお根付いているのかもしれません。
写真:http://www.emka.com/uk_en/company/news/newsletter/
まとめ
いかがでしたでしょうか?最近ニュースレターの可能性について改めて注目しているので自身の復習も兼ねて投稿してみました。
「新規顧客を捕まえるより既存顧客に買ってもらうほうが遥かに楽だし効率的」というのはマーケティングでは常識中の常識です。
そして、オンラインにおいて既存顧客へのアピールを考えたときに一番早いのがニュースレターではないでしょうか?
お得な情報や新商品の紹介は真っ先にこの人達へ届けるべきなのに、よそを向いていませんか?
ちなみに私はニュースレター配信にはMailChimpを使っています。アメリカの会社なので全部英語ですが、本当にシンプルで使いやすい。彼らのサイト、実はWebサイトデザインでも参考にしたりしています。
MailChimp
タダではないのですが、ニュースレターの効果を考えれば決して高くはないと思います。