現代人、特に日中働いている人にとって、規則正しい食事をとることってとても難しいと思います。
朝は眠いからいらない。
昼は忙しいからとれない。
夜は仕事が終わってからだから遅い。
ＩＴ業界なんかは都内に不夜城がいくつもありますよね。念のため解説すると、不夜城とは、２４時間誰かが働いていて、夜中中電気がついているビルのことを言います。
僕も東京で働いているときは、朝は食べない、昼はらーめん、夜も深夜１２時くらいにらーめん なんていう、ラーメン大使のような日が週３くらいあり、あっという間にデブりました。
太らない夜食なんてこの世には存在しないから、しょーがない！ って言い聞かせていましたね。
それを消化するために、週末はジムで３時間くらい汗を流していたのですが、いっこうに痩せない。
当然です。
ある研究によると1kgを運動だけで減らそうとすると70時間以上かかるそうです。
対して、食事制限はどうでしょうか。
成人男性の１日の消費カロリーは2000キロカロリー強といわれていますが、らーめん一杯軽く1200キロカロリーくらいあるので、先の僕のラーメン生活をしていたら、余裕で毎日400キロカロリーを貯金している状態。
当時はこれに気づかず、モルモットのように、食べては運動、食べては運動を繰り返し、熊でもないのに着実に冬眠の準備をしていたのを覚えています。
っていうか食事に気をつれればいいんじゃね？
って気づいたのはそれから５年ほど経ってから。ここアメリカで です。
肥満だらけのアメリカでよくまだその痩せたい気持ちを持ち続けられたな と自分をほめてあげたいです。
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どうやって痩せたか
読み物として面白いのは、あんなことやこんなことを試したけどだめで、ついにこの手法で痩せることができた！ っていうやつだと思うのですが、僕の場合は一発で引き当ててしまいました。
夕食のみ炭水化物をぬくこと
これだけです。
炭水化物ダイエットとはよくいったもので、効果抜群です。
ただ ”これだけ” って言っても、毎夕食から炭水化物を抜くのは結構しんどいです。
ごはん、らーめん、パスタ。 このあたりの熊の冬眠に必要なものは一切だめです。
意外なのは肉はＯＫです。なにもササミじゃなきゃだめなんて野暮なことは言いません。これは誰かに聞いて実践していたのですが、普通に食べたい肉を食べていましたが、体重は増えませんでした。
これで２ヶ月で９キロくらい落ちました。
９キロ減ると、結構見た目変わります。
まず、数ヶ月ぶりにあう人には１００％痩せたね といわれます。
これはモチベーションになります。
あんまり痩せると（特にアメリカでは）ちょっとかっこ悪いので、９キロ減した時点で少し、制限を緩めて、週２回くらいは炭水化物を取るようにしました。
それから２年ほど経った今。その状態をキープしています。
もちろん運動しないと筋肉量は落ちていくので、運動は必要です。適度な筋肉がないと、痩せてもあんまりスタイリッシュにはならなくてかなりかっこ悪いですからね。
僕の場合は週２回、１日１時間ほどジムで筋トレしてます。
これが僕のダイエット経過報告なのですが、それでもやっぱり No 炭水化物No Lifeな人はいるわけで。
それでも最後に一言いわせてください。
痩せたかったら少しの食事制限。これ鉄板
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写真：http://bakushoku.com , http://sarutobi88.blog69.fc2.com