当方アメリカに住んでいるのですが、同居人がどうしてもおせちを食べたいという無茶振りをしてきたのでいろいろと調査してみました。結局選択肢はあまりなく、近くのホテルで予約をしているようなので、そこに決まりそうです。。
実は小さいころから”おせち”が苦手で、最後に食べたのなんて15年以上前だと思います。でも今回食べてもいいかなと思ったのは歳のせいでしょうか。日本の伝統ですからね。長いものに巻かれるのもありかと思いました。
”オンラインで注文できる店”を紹介するのがこのページの趣旨ですが、ちょっと寄り道をさせてください。決して自分が注文できないからひねくれているわけではありません。。
おせちのルーツ
そもそも”おせち”ってなんなんでしょうか。
古来日本には八百万の神を称えてきましたが、正月にも神様はいると考えられており、”年神”と崇められていたようです。この神様は農耕の神様とも言われ、これから始まる1年の豊作を祈るために用意されたのがおせちの始まりということです。
もともとおせちは神様にお供えするものなので、乾物が多く、今のかたちになったのは江戸時代からといわれています。そして、鏡餅はこの”お供え物”の名残りだということです。
おせちの中に入っているものにはそれぞれ意味がこめられており、数の子、黒豆、ごまめが三つ肴といわれています。数の子は卵の数が多いことから子孫繁栄を意味し、黒豆はマメに働けるようにとの願望があったようです。
世界のおせち
こういう風習って日本だけなのかなぁと思っていたら、世界にもちゃんとおせち料理がありました。
フランス「ガレット・デ・ロワ」
アーモンドクリーム入りの大きめのパイ菓子です
ガレット・デ・ロワはフランス語で「王様のお菓子」という意味を持ち、毎年、１月６日のエピファニーの祝日に皆が集まり共に食されるお菓子です。アーモンドクリームが入ったパイ生地の中に潜む「フェーブ」と呼ばれるたったひとつの小さな陶器を見事食べ当てた人は、その日１日王様または、王女に。そしてその幸運は１年続くとも言われています。
参考資料：ピエール・エルメ・パリこちらのお店で予約販売もしているようです。
中国「水餃子」
言わずと知れたあの水餃子です。餃子の形がお金に似ていることから縁起がいいといわれているようです。
ベトナム「バィンチュン」
もち米や豚肉をバナナの皮でつつんだもので、保存食としても使われるようです。
モンゴル「オーツ」
羊を丸ごと調理したもので、年長者が端から切り分けていくそうです。
シンガポール「魚生」
海鮮サラダです。最初にコレを持ち上げて願い事をしてから食べ始めるようです。
ブラジル「トールタ・デ・フランゴ」
鶏肉とオリーブをパイ生地でつつんだ料理です。
韓国「トックッ」
にほんのお雑煮にようなものですが、餅は伸びないみたいです。
いろいろあるもんですねー。個人的にはブラジルのトールタ・デ・フランゴが食べてみたいです。
オンラインおせち紹介
さて、回り道しましたが日本のオンライン注文できるお店の紹介です。
オイシックス
いろいろなプレゼントが付いてお得感ありです。12/16までタイムセール中。15,750円～
【鳳華(ほうが)】Oisixが総力を挙げて仕上げた決定版おせち ２０１３年
かに本舗
有名料亭のおせちが注文できます。12/18時点でかなり完売しているのでなくなっていたらゴメンナサイ。
匠本舗
博多久松
和洋折衷の料亭おせち。楽天”おせち”ランキングで1位だそうです。15,800円。
博多久松
北海道とんでん
北海道産の品々をふんだんにつかったおせち。25,000円～
和食レストラン【とんでん】の生おせち
福来鍋と宝珠のおせち
河豚がはいった豪華なおせち。値段もいいけど、河豚は反則。。 40,000円。
会員制ホテルの２人の料理長が考案したプレミアムおせち
鉄人、神田川のおせち
言わずと知れた料理の鉄人、神田川敏郎が監修したおせち。26,250円
神田川俊郎監修おせち
どのお店ももうすぐ締め切り間近です。もうすこし早くシェアすればよかったですね。。すみませぬ。。