これはこれでフェアプレーでいいと思います。
アメリカはどうでしょう?
真逆です。競合の製品名はだすし、皮肉たっぷりにけなします。
マイクロソフトとアップルの戦いは有名すぎるくらい有名ですが、タブレット市場でまたiPadとsurfaceがCM交戦をしています。
楽しみは後にとっておくとして、その他の対決も見てみましょう。アメリカのCMを学ぶ上でもとても役に立ちます。
メルセデス・ベンツ 対 ジャガー
まずはメルセデス・ベンツから。
スローガンは、
What do chickens and Mercedes-Benz have in common? Stability at all times
鶏とメルセデスの共通点は?その安定性だぜ。
その3ヶ月後にジャガーがだしたCMがこちら。
スローガンは、
Magic Body Control? We prefer cat-like reflexes, don’t you?
安定性?俺たちは猫のようなしなやかさのほうがいいぜ。だろ?
オチがもう。。 がちんこすぎて笑っちゃいますね。
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MS InternetExplore 対 Google Chrome
Googleのタグライン
Now Everywhere
ついにどこでもつかえるようになったぜ
その2ヵ月後にマイクロソフトが出したCMがこちら。
Googleはユーザーのプライバシーを侵害しているからきをつけろ! ってことを叫んでいます。
タグラインは
Microsoft Internal Google Chrome Bouncing Ball Now Everywhere
このマグカップは有名ですよね。マイクロソフトが上のCMと同様、キャンペーンの一環としてつくったノベルティです。
”俺たちがいま君の個人情報を盗んでるから静かにしよう”
英語サイトですがマイクロソフトの公式ページでグッズ販売しているようです。(残念ながら、このKEEP CALM...のマグはなくなっていました。)
Scroogled store
マイクロソフトのこの徹底したGoogleたたきに対して放った一言、
『マイクロソフトが一生懸命グッズのT-シャツを作っていたとき、Googleは一生懸命Google Glassの開発をしていたよ』
おみごと。
Samsung 対 Apple
アップルの新たなライバルといえばSamsungです。いわずもがな世界のスマートフォン市場では2台勢力となっています。
最初に手を出したのはSamsung。スローガンは
The Next Big Thing
iPhoneを購入するために並んでる人達にむけて、なんで4Gのスマートフォンにしないの?(当時Galaxy s 2だけが4Gに対応していた)と問いかけます。
2013年に発売したGalaxy 4 のCMでも徹底的にiPhoneを狙い撃ちです。
しかしながらアップルは反撃をしてきません。おそらく効かなかったのでしょう。
Xbox One 対 PlayStation 4
マイクロソフトのゲーム分野はソニーとガチンコです。
CMでこそお互いをけなしあうことはありませんが、この二つの製品の発売日はたったの1週間違い。それってメリットあるのかね?
まずはPlayStation 4
つずいてXbox。
PSと同様、中世の戦士に加え、リバプールのジェラード、StartrekのZachary Quintoなどを起用しているにもかかわらず、発売日の反応はPSの圧勝だったそうです。
iPad Air 対 Kindle Fire
2013年11月に発表されたごくごく最近のCMです。
アマゾンのキンドルが競合商品のiPad Airを叩いています。
解像度、重さ、値段、どれをとってもキンドルの勝ちです といっています。
ちなみに、キンドルの説明はアメリカン英語ですが、iPadはイギリス英語です。これがあらわすものは、、、
iPad Air 対 Surface
ようやくきました。アップルたいマイクロソフトです。
この対決の歴史は古く、アップルが”I am Mac”キャンペーンを行ったのが最初だといわれています。
2013年のくれにでたこのCMでは
余計なことをしゃべらないし、もっと仕事するよ! (音声認識機能のSiriを馬鹿にして、iPadではできないマルチタスク機能を宣伝している)
さらに追い討ちをします。
うまいですよね。何が違うかが明確。そして買わない理由はないでしょ? っていう結論も明確。
iPad 対 Samsung Galaxy Tab
MSのSurfaceのCMと似ていますね。flashコンテンツがみれますよーっていうところが新しいか。
うーん、Samsung嫌いじゃないけど、マイクロソフトのほうが明確かな。
iPad 対 Nokia Lumia 2520
2013年にリリースされたCMです。キーボードの使いやすさとバッテリーの長持ちさを訴えています。
歴史的CMをふりかえる
Mac 対 PC
すべての始まりはここから。ジーンズ姿の若者が"Hello,I'm Mac"といい、スーツ姿の男性が"And I'm a PC"という。 それぞれの商品の典型的なユーザー像がこれというわけです。
I'm MacといいPCとの違いを明確にしたアップルですが、それに対抗したマイクロソフトはより信頼できて、フレンドリーでスタイリッシュなのはWindowsという意味をこめて、"I'm PC"というキャンペーンを始めます。アップルの攻撃を逆手にとったかっこうですね。
アップルはすぐに対抗したCMをリリースします。
露骨すぎて笑えます。
タグラインは、”広告にばっかりお金を使って、研究開発してないだろーー”
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